吹き付け塗装とローラー塗装を比較してみたら~。

DIYで外壁塗装をしようと考えている人のうち、吹き付け塗装で済ませようとする人とローラー塗装でやろうと考えている人は二分されるというアンケート結果があることを知りました。

両者を比較してみると、早くて手っ取り早いのは明らかに吹き付け塗装のほうですが、便利だからといって吹き付け塗装に問題がないわけではありません。

それは何かというと、吹き付け塗装は塗料を霧状にして外壁に吹きかけますから、どうしても周辺に塗料が飛散します。

風向きによっては自分に塗料が降りかかりますが、隣近所にもかなりの塗料が飛散します。

それに外壁の面積にもよりますが、吹き付け塗装とローラー塗装を比較すると、吹き付け塗装のほうは半端なく消費する塗料の量が多いのです。

感覚でしか言えませんが、吹きかけた塗料のうち30%~40%は外壁に塗布されずに飛んでいってしまうような感じがしています。

それにくらべるとローラー塗装のほうは絶対的に飛散してしまう塗料の量が少なく、塗ったぶんだけ、きちんと外壁に塗布されていくのがわかります。

ある人に言わせると、吹き付け塗装は「細かい隙間まで塗料が行き届いて塗り残しがなくなるからいい」と言いますが、結局は細かな入り組んだところまでは霧状の塗料でも付着しないので、刷毛を使って最後の仕上げということになります。

それであれば、ローラー塗装でやっておいて、最後に刷毛で仕上げる方法とあまり変わらないように思います。

もう1つ、吹き付け塗装とローラー塗装を比較してわかったことは、吹き付け塗装はローラー塗りにくらべて厚塗りがしにくいということです。

これは下地処理や下塗りをどこまできっちりやったかということとも関連しますが、吹き付け塗装のスプレーで厚塗りをしようと思うと、これまたスゴイ量の塗料を追加しないと満足な色みや塗膜のツヤが出せません。

ローラー塗装なら、二度重ねたら重ねたぶんだけ濃くなるので、時間的なロスも少なく、あと何回重ねたらいいか先が見通せます。

結局のところ吹き付け塗装とローラー塗装を時間的な面で比較しても大差はないと思います。

仕上がり面のきれいさを、吹き付け塗装とローラー塗装で比較したなら、やはり吹き付け塗装のほうがきれいだと思います。

ローラー塗りだと、どうしてもローラーの跡が残ったり、重ね塗りの部分にムラが生まれて全体を均一にすることはできません。

その点ではスプレーで吹きかける方法のほうが気持ちいいと実感しています。

模様を入れるのにはかなりの熟達度が必要ですが、手塗りの刷毛で描くよりはスプレーのほうが圧倒的にきれいです。

養生の手間隙は吹き付け塗装とローラー塗装を比較しても同じだという意見がありますが、ローラー塗装は塗料が飛散しないぶんだけ、養生の手間も時間も省けます。

少なくても隣近所にまで飛散していく心配はありませんから、自分の足元にシートを敷くのと外壁の周囲に飛散防止用シートを張れば済みます。

吹き付け塗装の場合は、それにプラスしてお隣の家の壁などに飛散しないよう、もう1枚、大きな飛散防止用シートを張る必要があります。

両者にメリット・デメリットはありますが、みなさんはどちらの工法を選びますか。